人が何かを買う瞬間の判断というものは、
そんなに簡単なものではありません。
その人の生活や人生、その長期短期的効用とリスクを
頭と感情の中で複雑に、鋭敏に判断してお金を払います。
そのような複雑な、しかも個人的事情に大きく影響されることを
売る側が知ることはできません。
しかし、買う人は頭と感情のどちらに影響されるかと言えば
感情です。
人間は、感情で動く生き物です。
自分にとってさほど有益でないと頭の中で考えていても
気に入ってしまうと買います。
逆に、有効であると分かっていても
どうも買う気にならない場合もあります。
だから、お客さんには有益であるというよりも
気に入ってもらうことの方が有効なのです。

