事業が複雑化してくると原則を忘れがちですが、
基本は、何かを欲しがっている(と思われる)人へ
欲しがっているものを適切な方法と価格で提供することです。
そして、販売していくためには、
お客さんを集めて、情報を伝達しながら、
よりお客さんが求めるものに近い商品を作ることです。
一般的には、この「お客さんを集める」ことが
一番の課題だったりします。
その次には、「何をどう欲しがっているか」を探し当てることです。
しかし、これは「お客さんを集める」ことができれば
聞いてみるということもできます。
そうすると商品や提供方法の精度を高めることができ
たくさん売れるはずです。
逆にすでにお客さんがいて求めるものも分かっているが
その商品を作ることが難しいという場合もあります。
それらの課題は、技術開発であったり、アイデアだったりしますが、
すでにお客さんをつかまえているのは強みです。
お客さんを集めるには、関心を引くような情報を
発信して何らかの接触が生まれるような仕組みを
つくらなければなりません。
それが広告だったり、HPだったり、DMだったりします。
そして、興味のあるお客さん(=見込み客)を選別し
もっと関心を持ってもらい欲しくなってもらうような情報を
提供しなくてはなりません。
それが、メルマガだったり、セミナーだったり、
イベントだったり、会員組織だったりします。
商品に関心のあるお客さんばかりが集まると
情報提供の活動も効率が良くなります。
より具体的で欲しい人の心を動かすような情報を提供すると
その中から買ってくれる人がでてきます。
それが、店頭だったり、DMやHP(通販)だったりします。
このような一連の流れの基本を常に頭に描きながら
事業を進めることが重要です。
ビジネスモデルが確立していない段階では、
さまざまな状況が訪れて調整を余儀なくされますが、
問題に対して近視眼になって基本を忘れてしまうと、
どんどんずれて行ってしまいます。
常に全体的なフレーム(枠組み)を描きながら
調整していくことが大事です。